コラム

大学に行く意味はもうない!?大学の存在価値を考え直そう

大学に行く意味

「とりあえず大学に行っておけ。そうすれば安心だから。」そんな風に言われたことはありませんか?

たしかに周りのみんなは何の疑問も持たずに、大学へ行こうと勉強しています。あなたも同様に、なんとなく大学へ行くために努力していたり、将来の安定を求めて日々頑張っていませんか?

しかし、将来の安定を求めて大学に行くことは、今ではもはや時代遅れになりつつあるのです。一度、あなたがなぜ大学へ行く必要があるのか考えてみてください。「みんな行っているから。」いう答えが思い浮かんでしまった人は危ない考え方です。

そこでこの記事では、俗にいう『安定した生活』の価値観を壊すべきであることを述べていきます。また、変わり続ける現代において本当にするべきことについても解説していますので、しっかりと最後まで読んでください。

大学へ行く意味を再確認し、これからの時代を生きる力をつけましょう。

Contents

『安定した生活』は遠い過去の妄想

『安定した生活』は遠い過去の妄想

「良い大学を出て、大手企業に就職する。そして約40年間を働き続けて安定した収入をもらいつつ、定年を迎えて年金暮らし。」
これは今でも日本人の中に根強く残る『安定した生活』のイメージです。

しかし、この『安定した生活』は現代やこれからの時代になると、全く安定していないものになっていくでしょう。

主な理由は次の3つです。

  • 大卒というブランド価値が低下している
  • 終身雇用が崩壊した
  • 年金制度が破綻しそう

上記の現実を知れば、今までの価値観が大きく変わるはずです。詳しく解説していきましょう。

大卒のブランドの価値が低下している

今の日本では、大企業に入るなら大卒であることが当たり前であるような価値観となっていますよね。それはつまり、大卒のブランド価値が落ちているからに他ありません。

大企業に評価される大卒のハードルはどんどんと高くなり、受験戦争に勝ち抜いた学生のみが大卒というブランドを振りかざせる世の中になりつつあります。今後もその流れが加速して、そもそも『良い大学を出る』こと自体が難しくなっていくでしょう。

かつての日本では、一部のエリートだけが大学に行ける時代でした。以下のグラフは大学への進学率の推移を示しています。

大学への進学率
引用:文部科学省

1985年の大学(学部)への進学率は合計で約25%でした。しかし、そこから急激に伸び続けて2018年には約50%にまで達し、今も伸び続けています。

このように今は大学に入らない人のほうが珍しい時代なのです。大卒だから将来の就職や出世も安心という考え方は改めるべきです。

終身雇用はもう崩壊した

「大企業に就職すれば、クビにされることはなく安定して働き続けられる。」このようなよく聞く前提は、すでに崩れ去っているのを知っていますか?

これからは大手企業でさえも、実力がなければクビにされる可能性は充分にあります。

その証拠に、日本のトップ企業であるトヨタの社長が2019年5月13日の日本自動車工業会の会長会見で「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言しました。

また、日本の大企業が集ってできているグループの経団連の中西会長さえも「終身雇用なんて守れないと思っている」と吐露しています。

中西会長

このように今後の日本では、大企業に入ったとしても能力の無い人はどんどん切られていく世界になっていきます。
大企業にさえ入れば安心だ、としか考えていない状態で生き残っていくのは難しいでしょう。

年金需給のバランスは破綻しそうである

日本は少子高齢化が加速度的に進んでいます。
その影響で、若者が高齢者を支える体制を取っている年金は破綻の一途をたどっているのを知っていますか?

現在の日本の総人口は減っているにもかかわらず、実は高齢者は増え続けています。以下の表は日本の総人口の推移です。

日本の総人口の推移
引用:総務省

このように総人口は年々減り続け、2019年度は前年と比べて約26万人減少しました。
対して、高齢者はというと次のように人数・割合共に上昇し続けています。

高齢者人口の推移
引用:総務省

2019年時点でさえも、総人口に対する高齢者の割合は28.4%で、約3人に1人は高齢者です。
その後の見通しでは、2040年になると高齢者は約4000万人に達して、割合は35.3%まで上るとされています。

このような状況で、自分が高齢者になった時に若者たちが充分な年金保険料を支払えるのでしょうか?まず難しいでしょう。

しかし、現在の国の試算によると将来的にはもらえる年金の額は増えるとされています。
とはいえ、年金は増えるとした国の試算には非常に怪しい点がいくつかあるのです。

「大企業に入って、老後は年金生活。」

そんな理想の未来は、何もしなければまず手に入らないでしょう。

変われないあなたは取り残される

変われないあなたは取り残される

このように昔とは大きく変わり続ける世の中についていけない人は、どんな特徴があるのでしょうか。それは「過去の考え方に固執して、革新的な技術やサービスを受け入れない人」です。

この特徴は高齢者によく見られます。
変にプライドを持って、自分の意見を全く曲げない頑固な人をあなたも見たことはありませんか?
このような人は日々新しく出てくるテクノロジーや考え方に対して、根拠なく否定的になってしまいます。

しかし高齢者だけでなく、若者にも危険な考え方を持っている場合もあります。

あなたは新しいものを意味もなく敬遠していませんか?
新しいものに対して柔軟に関われなければ、日々変わり続ける世界に当然置いていかれていしまいます。

まずは昔の常識である『安定した生活』の価値観からアップデートしましょう。

企業でしている仕事は代替されやすい

企業でしている仕事は代替されやすい

今後の日本社会を生き抜いていくには、自分の力で価値を生み出せるスキルを身につけることが重要です。その時のライバルとなるのが、近年急速に発展している『AI』になります。

AIに代替されやすい仕事ばかりやっていたら、いつか本当に代替されて路頭に迷うことになるでしょう。しかし、現在の企業ではAIに代わられやすいものが非常に多いです。

例えば、経理や窓口業務が挙げられます。
これらはAIにはない人間の力である『考える力』を、ほとんど使わずにこなせてしまう仕事です。
単純作業で誰でもできる仕事は、AIに代替されやすいといえます。

もし大企業に入ったら、代替されやすい仕事を任される可能性は大いにあるでしょう。しかも、上司に命じられたら断ることはできません。

このような点からも大企業に入れば安心とはいえないですよね。
なので常に稼ぐスキルを身につけられないかという視点を学生のうちから持っておくのが大切になります。

稼ぐスキルは簡単に身につけられる現代

稼ぐスキルは簡単に身につけられる現代

とはいえ、「自分で稼ぐスキルなんて、どうやってつければいいのだろう。」と不安に思う人は非常に多いでしょう。
しかし、安心してください。今はコストをかけずに始められるビジネスはたくさんあり、稼ぐ力をつけるチャンスは溢れています。

例えば、次のようなものも立派なビジネスであり、お金を稼げる手段です。

  • YouTube:無料でできる。広告収入が手に入れられる
  • メルカリ:店を立ち上げなくても、不用品や転売が無料でできる
  • ココナラ:絵を描いたり、文を書いたりなど自分のスキルを売れる

これら以外にもまだまだ稼げる手段はあり、スキルを身につけられる方法はたくさんあります。しかも、今回挙げたスキルを手に入れるためには、大学へ行く必要はありません。

なぜならオンライン上で無料で見れる有益な教材はたくさんあるからです。
稼ぐスキルを身につけるために、高額な学費を払って大学に行く意味はありません。

つまり、大学に行かなくても稼ぐスキルをつけて本当に安定した生活を手に入れます。
今後は盲目的に大学に行くのではなく、稼ぐスキルをつけられるか否かという視点で自分がいるべき場所を見定めていきましょう。

安定を求めるのは危険!自分の力だけで生きる力を持とう

安定を求めるのは危険!自分の力だけで生きる力を持とう

「大学に行けば安心。」「大企業に行けば安定。」
このような安心・安定を求めた生き方は今後の日本社会にはそぐわない考え方となっています。なのでとりあえず大学へ行くという選択は危険です。

これからの社会で生き残るためには、会社や国に頼らない自分の力で稼げるスキルを身につけるのが大切になります。

今は誰でも低コストで簡単にビジネスを始められる時代です。言い換えれば、今なら誰でも稼ぐスキルを身に付けられます

みんなが行くから大学に行くのではなく、稼ぐスキルが身につくようなことをしてください。

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