コラム

親の間違った教育で将来貧乏に?6歳までの教育で未来が決まる!

自分の子どもには、将来貧乏になるよりはお金持ちになってほしいと思う人は多いはずです。しかし、子どもが貧乏になってしまうのは生来持つ知力や才能に依るものではなく、実は親の行動次第で決まってしまうほうが大きいのです。

そこで今回は、子どもがお金持ちになるのかどうかは6歳までに決まってしまうという、ある意味残酷な現実についてお伝えします。

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6歳児までの脳の状態は環境によって決まる

脳の状態は環境によって決まる

大脳生理学の発達により人間の脳は0歳から6歳までで90%完成すると言うことが分かってきました。日本でも平成21年に文部科学書が発表した「幼児教育無償化の論点」で、幼少期における教育の重要性を伝えています。それはつまり、子どもがお金持ちになる素養や創造する力・考える力は、脳が形成される6歳までの環境によってほぼ決まる状態にあるのです。

生まれたばかりの赤ちゃんは「お金」を知らない

赤ちゃんはお金がどういうものなのかを知りません。しかし0歳から6歳までの脳の状態は目で見たもの、耳で聞いたものを全て録音する状態にあります。他の動物と異なり人間の赤ちゃんは生まれてすぐに歩くことはできない、とても弱い存在です。そこで脳は生き延びるために、生きるための知恵や危険を感じ取る情報などを「何でも吸収」しているのです。

もしお金に対してネガティブな情報を見聞きし続けていたら、子どもはお金に対するイメージについて悪いもの・怖いものという信念を抱くようになってしまいます。

言葉は理解できなくとも雰囲気は伝わっている

脳は特に危険を感じる情報に敏感です。そうでなければ人間はとっくの昔に滅んでいるでしょう。子どもがお金というものを全く理解していなくても、両親やまわりの人がお金の話題で喧嘩をしたり暗い気持ちになったりしていると、そのネガティブな雰囲気はしっかり伝わっています

「あんたの稼ぎが少ないから生活が全然楽にならない!」

「お前もロクに家事をしないならパートでも行って稼いでこい!」

もしこんなやり取りを日常的に行っていたら、あなたの子どもの脳には一体どんな影響が出てしまうでしょうか?

お金に対する悪いイメージが将来の人格を決定づける

お金に対する悪いイメージ

両親やまわりの人間がお金に対してネガティブな会話をしていると、子どもは『お金=怖いもの・危険なもの』という認識を持ってしまいます。そして脳の成長は6歳までに90%が形成されますので、お金は怖いものだという認識が、実は一生残ってしまうのです。

子どもに恐怖を植えつける潜在意識

ネイティブハワイアンの問題解決方法「ホ・オポノポノ」によると、人間の顕在意識が把握できる情報量が15~20ビットに対し、潜在意識は1100万ビットの情報が立ち上がっているとされています。よく氷山の絵で例えられますが、氷山のわずかな頂上部分が顕在意識、海の下に隠れて見えない部分が潜在意識です。

人間の脳は今この瞬間目で見ていたり考えたりしている事から得られる情報(顕在意識)より、TVを見ている間やボーッとしている無意識状態(潜在意識)の方が気づかずに思考をしていたり情報を蓄積しています。6歳児までの脳は疑問を持たず、情報を「全吸収」する状態です。お金に対するネガティブな会話や、両親と親戚とのお金に端を発した罵声などが子どもの耳に入ってしまうと、意味はわからずとも無意識的に潜在意識へ蓄積されてしまいます。

顕在意識と比べると1100万という圧倒的な勢力差がありますので、子どもが成長してお金持ちになりたいと思っていてもどこかでブレーキがかかるようになってしまいます。それは潜在意識で「お金が絡むと怖いことが起きる」という情報がインプットされてしまっている可能性が高いからなのです。

お金に対する悪い洗脳

こういったお金に対する暗い情報は身近な人からもたらされるだけではありません。

・詐欺目的の投資案件を売りつけた投資会社の社長が逮捕。

・アパート経営に失敗し借金を抱えたサラリーマンの嘆き。

・Twitterで儲けている人を叩く風潮。

TVや雑誌、SNSでこういったニュースや情報を目にしない日の方が多いくらいです。

こういった情報を無意識に触れ続けていると、「こういった悪いニュースがあった」「欲を持ちすぎると良いことなんてないよね」というように、日常の会話の中で本人も気づかぬうちに口にしてしまっていることがあります。子どもがお金に対して良いイメージを持つためには、まず両親がお金に対する悪い洗脳にかかっていることを自覚することから始まります。

子どもがお金持ちになるかは親の伝え方次第

親の伝え方次第

生まれたばかりの赤ちゃんは無垢で先入観のない、まっさらな状態です。もしあなたの子どもが6歳を超えてしまっていたとしても悲観することはありません。お金は良いもの、怖いものではないという情報や環境に居続ければ、潜在意識は徐々に変わっていきます

そのためには子どもの前に、まず親の金融リテラシーを上げることが不可欠です。労働以外でお金を得ることができる投資や、節税や家計の見直しといったファイナンスの勉強を始めてみるのもいいでしょう。子どもにポジティブな雰囲気を伝えて、お金持ちになるような信念を抱ける伝え方をしてください。

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