コラム

資産家がこぞって投資する『実物資産』とは?あなたも資産家に近づこう

資産家が投資する実物資産とは

莫大な資産を持つ資産家たちは、何を考え何にお金を使っているのか気になったことはありませんか?

もちろん、資産家たちの趣味趣向によって使い道は様々です。
しかし、彼らはその有り余るお金を安全に保管しておくために、こぞってとある資産へお金を変えています。

その資産とは『実物資産』といわれるものです。
近年では、実物資産の一つであるワインが10年で利回りが400%にも達したことで注目されました。

とはいえ、実物資産に馴染みのない人も多いでしょう。
そこで今回は資産家が持つ『実物資産』について、詳しく解説していきます。

トップクラスにお金持ちである資産家が注目する実物資産を知って、あなたもお金持ちの行動に近づいていきましょう。

Contents

実物資産とは『形ある資産』

実物資産とは

そもそも実物資産とは何かよく分からない人も多いはずです。

実物資産とは、その物自体に価値があって実在するものを指します。
金や不動産などが分かりやすい例です。

金は地球上に存在する量が決まっており、かつ耐久性も優れていることから金自体に価値があるとみなされています。
不動産も土地や物件をそのまま取引することが可能ですよね。

このようにそのもの自体に価値がある資産を『実物資産』と呼びます。

実物資産は豊富な選択肢が特長

種類が豊富

とはいえ実物資産と想像しても、先ほど挙げた金や不動産くらいしか思い浮かばない人もいるでしょう。
しかし、実は実物資産には他にも様々な種類があります。

例えば、次の通りです。

  • 貴金属系:金、銀、ダイヤモンドなど
  • 土地・建物系:マンション、太陽光発電など
  • コレクション系:ワイン、美術品、アンティークコインなど
  • 商品系:原油、穀物など

このように実物資産の中にたくさんのカテゴリーと豊富な種類があります。
上記の中から自分に合ったものを選べるのが特長の一つです。

実物資産と金融資産の明らかな違い

実物資産と金融資産

実物資産とよく比べられる資産として、『金融資産』があります。
金融資産とは、株や債券、投資信託などといった実体は持たないが価値が保証されているものです。

実物資産と金融資産の違いがよく分からないという人がいますが、その違いは明確にあります。
それは、実際に現物が存在するか否かです。

株や債券自体は今となっては電子化され、それ自体は存在していません。

一方、実物資産である不動産や金、アンティークコインなどは実際に物が存在していますよね。
この差が実物資産と金融資産の大きな違いです。

実物資産の魅力的な2つのメリット

メリット

そんな実物資産には、主に以下の2つのメリットがあります。

  • 資産価値が安定している
  • インフレに強い

実物資産の魅力を理解するには、上記についてしっかりと知っておくべきです。
それぞれ詳しくお伝えしましょう。

資産価値が安定している

実物資産は、資産価値が短期で急落・急騰することはまずありません。
それは実物資産そのものに価値があるためです。

例えば株式や債券の場合、それらを発行した会社や自治体が無くなってしまったら完全に無価値になってしまいますよね。
一方、実物資産は存在自体が価値があるため、需給で多少の価格変動はあったとしても価値が無くなることはありません。

このような点から実物資産は価値が安定されているとして、安全な資産の置き場所として注目されています。

インフレに強い

実物資産はインフレに強い点も大きな魅力です。
インフレとは物価の上昇であるため、価値ある物である実物資産も基本的に連動して値上がりしていきます。

2013年から日本銀行が物価安定のために年2%のインフレを目指し始めました。
実際に日本では少しずつ物価の上昇がみられています。

つまり、資産を現金のみで持っているとインフレによって、どんどん目減りしていく可能性が高いわけです。

一方、実物資産はあくまで実際に存在する物ですので、インフレによる物価上昇に沿って価格も上昇する傾向にあります。
なので結果的にインフレ対策になるわけです。

実物資産のようなインフレに強い資産を持っていることが、将来への大きなリスクヘッジになります。

知っておきたい実物資産の2つのデメリット

デメリット

非常におすすめできるポイントが多い実物資産ですが、当然デメリットも多少は存在します。
例えば、次の2つです。

  • 流動性が低いものがある
  • 管理費用がかさむ場合がある

実物資産の保有を考えるなら、上記は必ず知っておきたいポイントになります。
それぞれ詳しく解説しましょう。

流動性が低いものがある

実物資産の中には流動性が低く、売りたい時に売れず買いたい時に買えない資産が存在します。
その代表的な例は『不動産』です。

不動産を買うには、

  • 物件探し
  • 融資の審査
  • 契約の締結
  • 引き渡し

といった手順が必要で、すぐに買うことができません。
売る場合も同様に、買い手がなかなか見つからないことは多々あります。

このように流動性が低い実物資産は現金が欲しい時にすぐに手に入れられないリスクがあるので注意しましょう
ただし、実物資産の中にはアンティークコインのような流動性が高いものも存在します
実物資産ごとの特徴を見極めて買っていくのが良いでしょう。

管理費用がかさむ場合がある

実物資産は物自体に価値があるため、その物を保管・管理するのにコストがかかる場合があります。
例えば、不動産やワインなどです。

不動産の場合は、管理会社に支払う管理委託手数料や管理修繕積立金などが主な管理費用になります。
一方、ワインは温度や光、湿度などで質が大きく変動してしまうので、長期で保管するなら相応の設備が必要になってコストがかかるのです。

このようなランニングコストがかかると、当然その分のお金は減ってしまいます。
ただし、管理費用がかからない実物資産もあるのでチェックしておきましょう。

『アンティークコイン』は実物資産の中でも特に注目すべき!

コインに注目

実物資産は、資産価値が安定していてインフレにも強い魅力的なものです。
多くの資産家が自身の資産を守るために、積極的に実物資産を買っている理由も分かってきたのではないでしょうか。

とはいえ、実物資産には非常に多くの種類があります。
そのせいで興味を持ちづらい人も多いはずです。

しかし、近年特に注目されている実物資産が1つあります。
それは『アンティークコイン』です。

アンティークコインは、流動性が高く、インフレに強いかつ管理コストもかからないという理由で、実物資産の中でも特に人気が出ています。
しかも比較的にお手軽な値段でアンティークコインを買うことも可能です。

アンティークコインの歴史で分かる価値!その重みを感じよう】の記事では、アンティークコインの魅力を歴史をさかのぼりつつ紹介していきます

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