コラム

日本で金融リテラシーをあげるために行うべき4つの方法

金融リテラシー

私たちの生活にとって、お金は切っては切り離せない関係にあります。そのお金を認識する上で重要なのが金融リテラシーと呼ばれるお金に対するスキルです。金融リテラシーは、金融商品やサービスを比較検討する上で必要となります。金融リテラシーがないと、「お金を増やす」というスキルが欠落してしまい、いつまでも現役で労働をしなくてはいけなくなります。つまり、労働から脱出するためには、金融リテラシーは不可欠なのです。金融リテラシーを身につけることで、自分の目指すべきライフプランやマネープランを描くことができるようになり、その結果自分の人生を舵取りできるようになります。そこで今回は、今から始める金融リテラシーを上げる方法を解説していきます。

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金融を学ぶのに遅すぎるということはない

金融を学ぶ

お金のことを学ぶのに、時期が遅すぎるということはありません。どの年齢からも始めることが可能ですし、効果的です。人生にはさまざまな分岐点があります。どのプランを採用するかで人生が変わることは少なくありません。その時に金融リテラシーがあなたを助けてくれます。資産を運用したい時にも役に立ちますし、そのスキル自体がキャリアアップに結び付くこともあります。長い人生にとって必須ともいえる能力が金融リテラシーなのです。

金融を考えていくと、自分のお金に対しての取り組み方が分かるようになります。どの問題が自分にとって課題で、どのように解決していけばよいのかということが分かるようになるのです。自分の人生にとって「何が重要」「何が重要ではないか」や、「お金をかけたほうがいいもの」「お金を削るもの」の区別をつけることができ、メリハリのある人生を創造することで、あなたの人生の満足度も上がっていくのです。

金融リテラシーをあげる4つのポイント

4つのポイント

では、どのような方法を使って金融リテラシーを上げていけばよいのでしょうか?人生のどの場面においても、お金は重要な位置にあります。ですので、どんな場面においてもお金を管理できるような知識を身に付ける必要があるのです。

・家計の管理を把握する

・ライフプランとマネープランを書き出せるようにする

・金融商品を理解する

・分からないことは信用できるプロに聞く

そのためには、このような4つのポイントを身に付ける必要があります。以下解説していきます。

・家計の管理を把握する

まず、最初に考える必要があるのは家計の管理をしっかりとすることです。そのために、毎月の収入と支出を把握しておくことが大前提です。現在では手軽にできる家計簿アプリが沢山ありますので、利用してみることをおすすめします。特に、クレジットカードや銀行口座と連動できるアプリであればさらに収入と支出の管理が容易になります。まずは収支状況を把握してご自身のお金の使い方を観察してみましょう。

水道光熱費など、どうしても変更できないものの費用以外は、すべて検討して見ましょう。特に「スマホなどの通信代」や「外食や交際費」などは意識すれば、すぐに下がるものもあります。まずは収支を把握することも、立派な金融リテラシーの1つです。

・ライフプランとマネープランを書き出せるようにする

ご自身のこれからのライフプランを書き出してみます。転職、マイホーム、結婚、出産、入学、マイカー、塾、予備校、大学、介護、子供の結婚、定年、老後など、さまざまなことがこれから起こるでしょう。それぞれに対して、どれぐらいのお金がかかるのかを計算してみます。特に、お子様の教育費とご両親の介護などの費用は、予想以上にかかることがありますので多めに見積もっておきましす。それ以外にも生活費など、あらゆることにお金は必要です。なるべく主観を入れず、公正な眼で算出していきます。

・金融商品を理解する

将来にわたってかかる費用を計算することができたら、今度は資産を運用するためにどうしたらよいのかを考えます。預貯金だけでなく、資産を増やす投資も検討します。金融商品も怖いと初めは思うかもしれませんが、まずは金融商品や投資について書かれている本から読んでみましょう。それでもリスクが高いと思うのであれば、少額から始めることができる投資から始めてみます。今ではインターネットがあり、情報を取得するコストも下がりつつあります。本と併用してインターネットで情報を集めてみましょう。

・分からないことは信用できるプロに聞く

本やインターネットで調べてみても、それでも分からないことはでてきます。そのために、信用できるプロの人と繋がる努力をしましょう。また、途中で投資トラブルになったときにも専門家のアドバイスを貰える環境にしておくことは非常に心強いものです。第三者のアドバイスとして参考にしてみましょう。とはいえ、最終的に決断するのはご自身です。そこを踏まえながらうまく活用していきます。

金融リテラシーを手に入れないと一生労働をしなくてはいけなくなる

一生労働

金融リテラシーといっても、それほど難しくないものも多いものです。しかし、この初歩的なことですら実行できておらず、後に困ってしまうという人が後を絶たないのです。なぜなら、自分には関係ないとズルズル問題を先延ばしにしてしまうからです。

しかし、ライフイベントの出来事は多少の誤差があったとしても、必ずあなたに訪れます。そして老後も訪れるのです。その時に資産をもっていないと、最悪のケースとして一生労働をしなくてはならない状況になってしまいます。

現在支給されている公的年金は、私たちが受給するころには大幅にカットされている可能性が高いといわれています。その時、あなたに金融リテラシーがなかったら、みじめな老後を迎える可能性は高いと言わざるを得ません。今回は金融リテラシーを入手するための4つのポイントをお伝えしました。是非参考にしていただき、あなたの資産を守り、家族を守っていただければと思います。

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